育休中の主婦が、クラブイベントを企画することにした話。(後編)
こんにちは、あゆみです。
沖縄へ引っ越して1か月が経ちました。
以降は、わたくしお気に入りのローカルスーパー、「ユニオン」のテーマソングとともにお送りします。
沖縄の風を感じながらお読み下さい。
「フレッシュプラザ ユニオン」のCM。「ウルトラジャパン」みたいなロゴがまたシュールでいいですね。
ここは食べ物も都内や横浜と比べたらかなり安く、
大好きなタコスやアメリカンフードのお店が多く、そして海が近く、
とても快適です。
平日は、近ごろ「ゴラム」のような声を出すようになった娘と遊び、
週末はビーチで本を読んだり読まなかったりしています。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」より、ゴラム。(日本語版だとゴクリ?)
さて、いよいよイベント開催間近。育児や仕事の合間に、細かな打ち合わせや広告宣伝を進めて来ました。
ろくにプログラミング言語も分からなかった私ですが、何とかブログを作り、
facebookでイベントページをつくり、
広告を打つことができました。
…が、東京へのフライト前日。
娘が熱を出しました。
旦那が熱を出して、マスクもせんとウロウロしていたので、怖いな~とは思ったが。。。やられた。
病院へ行き、恐る恐る先生に聞いてみる。
「先生、ちなみに、明日、飛行機に乗るなんてのは…」
「無理ですね。」
嘘だろ……!?
しばし呆然とする。
娘と踊りたくて企画したイベントなのに…!
主催者が欠席もできないし、
でも熱がある娘を置いて東京へ行くなんて…!
何で今!?
何で今日!?
初めて娘と離れ離れになる心配と寂しさと無念さと色々な感情が混じって、いい歳こいた大人が家に帰って思わず号泣。
これが分離不安と言うやつか…!?
私が不在の間、旦那が娘の面倒を見てくれると言う。
素晴らしいタイミングで風邪をひき、治す努力もマスクもせずに娘にうつした罪悪感も手伝ったようです。
とにかく涙ながらに飛行機に乗り、羽田へ飛ぶのでした。
泣きはらしてお風呂にも入らず、すっぴんの状態でターミナル降り立つ三十路女子。
ボーッとしたままレンタカーに乗り込み、イベントに使う道具の買い出しへ出かけます。
娘が側にいないと、とても寂しく、やる気が起きない…。
赤ちゃんは親に依存するものですが、
それ以上に私は娘に依存していたのだと言うことを思い知りました。
いや、これではいかん!
娘に幸せになってもらうためには、
まず私が自分の力で自分の人生を楽しんでいる背中を見せなければ!
時間が経って、分離不安が薄れたのか、少しずつエンジンがかかってきました。
百均、ホームセンター、西◯屋と飛び回り、横浜の自宅へ帰って準備に取り掛かります。
私は娘とは踊れないが、来て頂いた方に楽しんでもらうよう精一杯やるぞ! とやる気がわいてきたのでした。
おまけ:映画「ロード・オブ・ザ・リング」より、ゴラムの声。(日本語版だとゴクリ?)
さていよいよ当日。
準備、完了です!
メチャクチャ広くはないけど、いい感じです。
が、しかし。
結果から言いましょう。
メチャクチャ赤字になりました。
30代を超えて、現役パーティーピーポーの知り合いが減ってしまったのもあり、 思ったより全然お客さんを呼べなかったのが大きかった。。。
あと、これ、結果的に何とかなったからよかったけど、
DJが飛んだ。
旦那の知り合いのDJが飛んだ。
レオナルド君、
…とまあ、準備段階からとにかくハプニングだらけのチャレンジでしたが、
少ないながらも来てくれたお客さんは楽しんでくれたし、 支えてくれたDJさん、アーティストさん、保育士さん、パートナーのやすこさん、会場スタッフの皆さんと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
そして、このイベントのおかげで、ブログの開設や広告の配信など、少しだけど、出来ることが増えました。
またいつか、やってみたいな。
次回の為、そしてイベントを企画したいお母さんのために、ここに教訓を残しておこうと思います。
- 初めてのイベントは、来れる知り合いを沢山確保しておくべし!
- facebookイベントの「参加予定」は、必ずしも来場につながらない
- 第1段は、経費を抑えるのが無難!場所は公民館などを使いましょう。
※収益を狙ったイベントではなく、あくまで楽しみのためです。念のため。
最後に、赤字金額とその内訳を大公開して終わりにします。